スーパーのバロー、4月で新潟県撤退 ―上越の3店 跡地にイオン出店検討

2020年2月26日ニュース
新潟県上越市に3店を構えるスーパーマーケットのバロー(岐阜県)が4月に市内全店を閉店し、本県から撤退することが分かった。関係者によると、3店のうち小型の2店にはイオンリテール北陸信越カンパニー(新潟市中央区)が出店を検討している。

 バローは岐阜や愛知を中心に13府県に240店(2019年3月末現在)を展開する。本県進出は08年、上越市とよばに食品スーパーの上越店を核としたショッピングセンター「バロー上越モール」をオープンした。12年に下門前店、16年に上越寺店と2軒の食品スーパーも開き、集中的に出店する戦略を進めていた。

 バローによると、下門前店と上越寺店は4月5日、上越店は12日に閉店する。上越モールのテナントについては、同社は詳細を把握していないとした。本県撤退の理由は「経営上の判断」とする一方、顧客に対しては「急な発表になり申し訳ない。これまでのご愛顧に感謝する」とコメントした。

 撤退後の跡地は、関係者によると下門前と寺の店舗にはイオンの食品スーパーが出店を検討しているという。北陸信越カンパニーは、県内で総合スーパーと食品スーパーを展開しており、小商圏に対応した地域密着の小型店を県内で強化する方針を示している。

 同カンパニーは取材に対し具体的な計画は明らかにしないものの、「上越市には総合スーパーしかないので、食品スーパーに最適な物件があれば検討したい」と答えた。


2020/02/21 14:56 新潟日報モア