バスタ整備 駅西側連絡通路脇に 検討会で計画案提示

2020年3月16日ニュース
新潟市と国土交通省は、JR新潟駅南口に中長距離バスターミナル(バスタ)を整備するため「新潟駅周辺広域交通事業計画検討会」を設立した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で一堂に会さず、書面形式で初会合を開催。バスタを駅西側連絡通路脇の駐車場に整備し、高架下を南北に横断する計画の新潟駅西線をアクセス道路とする事業計画案が示された=地図参照=。

 新潟市は拠点性向上を目指しているが、駅周辺は中長距離バスの乗降場が南北に点在し、バス待ち環境が整っていないなど、利便性に課題があった。

 こうした背景もあり、市は1月、南口周辺にバスタを整備することを明記した「基本方針」を公表。中原八一市長が国交省に国の直轄事業による整備を要望し、同省は検討会を立ち上げ、協議すると応じていた。

 事業計画案によると、バスタの整備位置は新潟駅と駅南の複合施設「レクスン」の間で、現在は駐車場。土地は新潟市土地開発公社が保有している。2階建てで、1階をバス乗降場、2階を待ち合い空間とし、駅西側連絡通路と直結する。

 アクセス道路の駅西線は、市が進める新潟駅連続立体交差(高架化)・周辺整備事業の幹線道路整備のうちの1本で、レクスン脇~高架下~万代を結ぶ。事業費圧縮などの観点から一部が凍結されており、市は整備完了時期を2030年代前半としている。

 検討会は学識経験者や交通事業者、駅周辺の土地所有者らで構成。整備方針や施設、施工計画が主な検討項目で、委員からは「配置計画は妥当」「民間開発との連携による土地活用に向けた検討が必要」「アクセス道路をはじめとした道路整備が必要」といった意見が上がったという。

 市新潟駅周辺整備事務所は「国と連携しながら、事業化に向けて議論を深めていきたい」としている。


2020/03/13 新潟日報モア