再生紙で食品容器  三条・オリエンタルが来月発売

2020年4月16日ニュース
食品包装容器製造のオリエンタル(新潟県三条市)が、古紙を100%再利用した食品容器を開発、5月に発売する。プラスチック製品のごみ問題が深刻化する中、環境への貢献をうたい、2年後には関連売上高を現在の3倍増とする計画を立てる。

同社はこれまで、発泡プラスチック製の折りたたみ式容器「OriOri」を展開してきた。使用後、かさばらない点などが評価され、アウトドア向けなどに使われてきた。

新聞紙などが原料の再生紙にラミネート加工を施し、耐水性と耐油性を持たせた。さらに、紙を隙間なく成形して食べ物の汁などが漏れないようにしている。漆器などをモチーフとした、赤と黒の高級感あるデザインも施して差別化を図った。

 洗えば何度でも再利用でき、経費節減にもつながるとして、ケータリングやファストフードの事業者に採用を呼び掛けていく方針。寿司用や総菜用などさまざまなサイズがある。

 OriOriにも紙製を導入し、環境意識の高い欧州などへの輸出にも取り組んでいきたい考えだ。OriOriを含め、商品の価格は1個70~200円を予定。関連分野の売上高を、2019年5月期の3千万円から22年5月期には1億円まで伸ばす計画を立てる。
2020/04/14 16:04 新潟日報モア