150周年企業 全国最多の56社 県内 帝国データバンク調査

2018年2月5日ニュース
1868(慶応4・明治元)年創業で、今年150周年を迎える企業は県内に56社あり、全国(753社)で最も多かったことが帝国データバンク新潟支店の周年企業調査で分かった。今年は明治に改元されてから150年。来年1月には、新潟港が開港150年の節目を迎える。同支店は「開港によってさまざまな経済活動が活発になり、企業の成長、存続を支えたのではないか」としている。

帝国データバンクの企業概要データ(約147万社)から、県内に本店を置く企業のうち、10年単位の節目を迎える「周年企業」を抽出・集計した結果、該当企業は3162社あった。

150周年となる主な企業には、果実育成袋等製造の柴田屋加工紙(新潟市江南区)、建築金物類製造の栗山百造(三条市)、建設資材卸の南清四郎商店(長岡市)などがある。

100周年となる企業は43社あり、全国で6番目に多い。主な企業は、生コンクリート卸の渡辺産商(佐渡市)、工業用ミシン部品製造の佐文工業所(新潟市江南区)、婦人・子供服等卸のジョーセン(上越市)など。業種別では、卸売業が13社と最も多く、建設業10社、製造業8社と続いた。地域別では新潟市が17社と最も多かった。

そのほか、主な周年企業では、卸売業の丹甚呉服店(長岡市)が300周年、洋菓子・和菓子製造の大阪屋(新潟市江南区)が160周年、ことし10月に第四銀行(新潟市中央区)と経営統合を予定する北越銀行(長岡市)が140周年、アウトドア用品製造のスノーピーク(三条市)は60周年を迎える。

帝国データバンク新潟支店は「新潟には時代の変化に対応した息の長い企業が多く、老舗を大切にする土壌もある。明治維新や新潟港開港150周年を機会に、この特徴を広く発信してほしい」としている。

【経済】 2018/01/18 15:05 新潟日報モア