第四・北越銀、株主総会で統合承認 持ち株会社設立申請へ

2018年6月29日ニュース
10月に経営統合を予定する第四銀行(新潟市中央区)と北越銀行(長岡市)は26日、それぞれ本店で株主総会を開き、経営統合についての議案が賛成多数で承認された。
両行は今後、共同持ち株会社「第四北越フィナンシャルグループ(FG)」の完全子会社となるため、単独で開く株主総会はこの日が最後となった。
両行は今後、中期経営計画の策定や店舗戦略、統合効果の地元還元策の具体化を本格化させる。

 両行の株主総会はいずれも午前10時から行われ、第四銀は並木富士雄頭取、北越銀は佐藤勝弥頭取がそれぞれ人口減少やIT化への対応など経営統合に至った背景を説明した。
統合によって安定した経営基盤を築き、地域に貢献する方針を述べた。

 出席者によると、並木第四銀頭取と、佐藤北越銀頭取はともに「新金融グループはこれまで築き上げた信頼関係、地域とのネットワークを土台に、付加価値の高い金融・情報仲介機能を発揮し、統合目的である『地域への貢献』の早期実現に取り組む」と強調した。

 株主からは統合後の店舗の配置・統廃合について質問が上がった。
両行はそれぞれ「重複する店舗があり、一定の統廃合も選択肢になる。顧客の利便性をできるだけ損なわないことを前提に最適化を協議する」などと説明したという。

 両行は今後、金融庁に共同持ち株会社設立を申請し、東京証券取引所に持ち株会社の上場を申請。
東証1部に上場している両行の株式は9月26日に廃止され、10月1日に持ち株会社を東証1部に上場する予定だ。
持ち株会社の本店は長岡市、主な本社機能は新潟市に置き、会長に佐藤北越銀頭取、社長に並木第四銀頭取が就く予定。
統合から2年後をめどに銀行合併することで両行は合意している。

【経済】 2018/06/27 11:08 新潟日報モア