ツインバード 大型白物家電へ参入今秋、冷蔵庫と洗濯機発売

2017年10月16日ニュース
ツインバード工業(燕市)は今秋、大型白物家電市場に参入する。10月下旬に少人数世帯をターゲットにした冷凍冷蔵庫を発売。11月には同社初となる全自動洗濯機の発売を予定する。消費者の生活スタイルに即した機能を追求することで付加価値を高め、海外勢との価格競争とは一線を画す。

白物家電市場は、シャープが台湾企業の傘下に入り、東芝が白物家電事業を中国企業に売却するなど国内メーカーにとって厳しい状況が続く。その半面、後発メーカーが利便性やデザイン性を極めることで市場から支持されるなど潜在的な可能性も秘める。

消費者の好みが多様化する中、ツインバードは国内メーカーとして、夫婦のみの世帯など少人数世帯のライフスタイルに着目。使いやすさを追求しつつシンプルなデザインの製品を送り出し、需要掘り起こしを狙う。

冷凍冷蔵庫は2ドアで、総容量146リットル。共働き世帯が食事を作り置きし、食品の冷凍保存が増えるといった暮らしの現状を意識し、冷凍スペースが73リットルと半分を占める構造とした。

冷凍冷蔵庫について、同社はこれまでも、販路を限定した単身者向け小型製品のほか、OEM(相手先ブランドによる生産)受注も手掛けてきたが、自社ブランドとして全国の家電量販店で販売するのは初めて。

11月下旬に発売する全自動洗濯機の洗濯容量は5・5キロ。少量であれば10分で洗濯が完了する「快速モード」を搭載し、忙しい朝や帰宅後にも、短時間で洗濯ができるようにした。

いずれもオープン価格だが税別で、冷凍冷蔵庫は5万4800円、全自動洗濯機は3万4800円程度での販売を想定する。

同社の2017年2月期の売上高は134億600万円。新商品の投入などにより、18年2月期は140億円を目指す。

【経済】 2017/10/04 16:27 新潟日報モア