リンコー、新潟東港に倉庫2棟新設 保管能力増強 輸出拡大見込む

2019年3月7日ニュース
港湾運送業のリンコーコーポレーション(新潟市中央区)は、新潟東港(聖籠町)にある支社敷地内に、一般貨物用の倉庫2棟を新設する。新潟東港からの輸出が増加傾向にあることから、保管能力を増強して貨物の取扱量を増やし、輸出拡大を下支えする。

 同社は、新潟港でコンテナ貨物の荷下ろしや運送などを手掛ける。新潟港の輸出額は中国向けの紙類の増加などから2年連続で増加している一方、東京、横浜港は混雑して関東周辺の倉庫も飽和状態になっている。こうした状況から、将来的に新潟港からの積み出しニーズがさらに高まると判断。顧客の要望もあり、新設を決めた。

 新設する倉庫は、延床面積計約2万3600平方メートルで、高さはいずれも6メートル。1月に着工し、8月末の完成を目指す。保管する荷物は紙製品やプラスチックの原料などを想定している。

 リンコーはこのほか、引火・発火性のある物質を保管できる「危険物倉庫」を支社敷地内に建設し、2月末に完成した。これらの倉庫の増設によって、東港支社管内の倉庫スペースは従来のほぼ2倍となる。

 新潟港からの積み出しが可能になれば、メーカー側にとって関東の倉庫の空き状況などを考慮して生産調整する必要がない上、運送コストの削減も見込める。

 樋口幹夫取締役常務執行役員は「さまざまな貨物に対応できるようにしている。新潟港の利用促進につなげたい」と話している。

 同社の2018年3月期の売上高は161億5100万円。


【経済】 2019/03/07 16:45 新潟日報モア