新潟三越伊勢丹、長岡の店舗移転 21日開店 売り場4倍に

2019年3月12日ニュース
新潟三越伊勢丹(新潟市中央区)は21日、サテライト(小型店)の長岡店を移転し、売り場面積を4倍に拡大した新店舗をオープンする。食品や化粧品の取り扱いを強化するほか、新潟伊勢丹本館と同じ企画も展開。サロンや体験・発表のスペースも設ける。店舗の魅力を高めて顧客の来店頻度を増やす。

 新潟三越伊勢丹は来年3月に新潟三越(新潟市中央区)を閉店し、県内唯一の百貨店となる新潟伊勢丹に経営資源を集中、活性化を図る。その一方で、新潟市を中心とした商圏から県全体への広域営業を強化する方針で、各地に展開する小型店を販売・サービスの地域拠点に位置づけていく。新長岡店はその店舗政策を具体化したもので、他の小型店へのモデルケースとする考えだ。

 新店舗は、現店舗のある長岡市古正寺1から約2キロ離れた同市七日町に移転。売り場面積は従来の4倍となる700平方メートルで、名称も「新潟伊勢丹長岡ショップ」から「新潟三越伊勢丹長岡店」に変更する。

 これまでは新潟伊勢丹で購入した商品の取り次ぎや会員カードの更新など、本館を補完する利用が多かった。今後は百貨店が強みとする高付加価値の商品群を打ち出し、販売・サービスを強化していく。化粧品は人気ブランドの陳列を増やし、食品コーナーは全国の銘品や本県産、地元長岡産の商品を拡充する。

 期間限定で雑貨などさまざまなアイテムを紹介する「ポップアップショップ」のコーナーも設置。サロンでは伊勢丹新宿店、日本橋三越本店の商品を、画面越しに見て注文できる。フラワーアレンジメント作りなど体験と発表の場も設ける。

 長岡店の当面の売上高は移転前の2倍、来店客数は3倍を目指す。新潟三越伊勢丹は「これまで以上に来店してもらえる店をつくる。お客さまと本館をつなぎ、顧客同士もつながる場としたい」としている。

 営業時間は午前10時~午後7時。


【経済】 2019/03/12 13:18 新潟日報モア