上越妙高駅前の商業用地、9割利用にめど   北陸新幹線開業から4年

2019年3月15日ニュース
北陸新幹線の開業から14日で丸4年になった。新潟県上越市の上越妙高駅周辺の商業用地のうち、約9割について利用が決定、あるいは具体的な利用策を検討中であることが分かった。周辺の土地利用が少しずつ進み、飲食店の建設工事が行われるなど開業当初に比べ上越地域の「玄関口」の風景が変わってきている。

 上越妙高駅周辺の地権者らでつくる「土地利用促進協議会」によると、同駅周辺の商業用地は約9万6千平方メートル。13日現在、そのうち71・4%の土地利用が決まった。17・0%は利用策を検討中で、未利用地は11・6%。

 開業から1年後の2015年度末で利用が決定していた土地は35・2%。16年度末は48・2%、17年度末は73・4%だった。18年度末は一部でキャンセルがあり、やや下がるとみられる。だが、年内にホテルやマンションなど大型施設が完成するため、駅周辺にはよりにぎわいが生まれそうだ。

 宿泊施設は年内にホテル2棟が完成し、昨夏開業のアパホテル上越妙高駅前と合わせて500室を確保。駅利用客の半数近くを占めるとされるビジネス客の利便性が高まる。今月末には駅周辺で2棟目となる分譲マンションが完成する予定だ。4月下旬には全国展開のコーヒー店「コメダ珈琲店」が出店予定で、周辺には他にも飲食店を整備する動きがある。

 促進協事務局は「開業当初は進出を様子見する企業が多かったが、4年がたち、新幹線利用客も増えており、結果的に想定通り開発が進んでいる」とした。

【社会】 2019/03/13 20:25 新潟日報モア