ハワイで休暇中…でも業務に参加 スノーピーク子会社が新事業

2019年3月22日ニュース
スノーピーク(新潟県三条市)の子会社スノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市)は、海外旅行先で会議や研修に参加できる法人向けサービスを、旅行大手JTB(東京)と4月からハワイで展開する。働き方への関心が高まる中、バカンス先でも業務に参加できるようにし、新たな旅行需要の喚起を図る。

 近年、一部大手企業では、仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を組み合わせた「ワーケーション」という働き方を取り入れ始めている。有給休暇を取得しやすくするのが狙いで、旅を楽しみながら仕事もする新しい働き方としても注目されている。

 新たなサービスは、こうした柔軟な働き方に対応するもので、当面は、ハワイを行き先とする研修旅行や、企業が優秀な社員を表彰する報奨旅行での利用を想定する。スノーピークが研修プログラムのほかテントなどアウトドア用品を提供し、JTBが現地の提携ホテルやレストラン、レジャー施設、邸宅などを会場に運営を担う。内容や金額は企業の要望に応じて幅を持たせる。

 例えばテント設営の後にミーティングなどを行う1日の簡易コースで、利用者1人当たり1万3千円程度を見込む。21年までに年間60件、2千人の利用を目標とする。

 スノーピークは「プログラムの前後に有給休暇を取ることで休暇の消化もしやすくなる。新たな働き方として提案したい」としている。

 ビジネス社は、企業が屋外でテントを張って会議や研修会を開くのをサポートするほか、社内にキャンプ用品を置いて会議や休憩ができるサービスを展開している。開放的な空間で過ごすことでアイデアや議論の活発化につながるとして主に首都圏でのニーズが高く、16年7月の事業開始以来、昨年12月末までに累計で374社に提供してきた。


【経済】 2019/03/19 15:58 新潟日報モア