GW10連休 欧州、ハワイが好調 県内旅行代理店

2019年4月1日ニュース
皇太子さまが新天皇に即位されるのに伴い10連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)に向け、新潟県内の旅行代理店では欧州など遠距離の海外旅行を中心に予約が急増している。国内旅行では近場の旅行先で余裕がある状況だが、各社とも「早めに予約してほしい」とする。日程も長期に及ぶ旅行が多いため、客単価は前年に比べ大幅に増加し、家族3世代での予約も目立っている。

 今年のGWは天皇の代替わりにより5月1日が祝日となるため、4月27日から5月6日までが休日となる=図参照=。新潟県内の各旅行代理店によると出発日は、4月28日前後に集中しているものの、近距離の旅行は連休後半も多く分散傾向が見られる。

 各社とも海外旅行が好調で、予約が殺到して売り出しとともに完売する商品が相次いでいるという。「海外旅行の予約は例年、年明けから入り始める傾向があるが、今年は10連休のニュースが出始めた昨年秋頃から始まっている」。県内に4店舗を展開するJTB(東京)は語る。

 海外は特に欧州や米ハワイなど遠方で長期にわたる旅行の需要が全国的に高く、キャンセル待ちとなっているという。「遠距離旅行の予約が取れないため、最近は近場のアジアや国内旅行にシフトしてきている」と説明する。

 「予約の動きだしが例年より2、3カ月早い」というエイチ・アイ・エス(同)では、海外旅行の予約人数が前年同期比4倍を超える。10連休に合わせて新潟空港からのチャーター便を用意したハワイやベトナムのビーチリゾート地ダナンの需要が高い。新潟トラベル(新潟市中央区)では韓国ソウルの予約が伸びている。

 国内では沖縄や北海道、九州地方のほか、京都やユニバーサル・スタジオ・ジャパンがある大阪など関西も人気だ。関東など近距離の温泉地も予約が多くなっている。ただ、飛行機で行くツアーは各社とも予約が難しい状況だ。

 日本旅行新潟支店(同)は「今年は家族で2泊、3泊するケースが多い」とする。新潟交通くれよん万代(同)では、草津や伊香保など比較的近場の温泉地で宿泊を伴うツアーが人気。海外旅行も予約が急増しており「国内外とも3世代での旅行が目立つ」とする。

 鉄道やバスを使う国内旅行も、予約が本格化し始めている。各社は「海外旅行も含めて例年になく予約が厳しい状況だが、諦めずに問い合わせてほしい」とし、早期の予約を呼び掛けている。

【経済】 2019/03/31 15:25 新潟日報モア