イトーヨーカドー丸大長岡店閉店へ 2019年2月までに、売り上げ不振が理由か

2018年9月4日ニュース
JR長岡駅前に立地する総合スーパー「イトーヨーカドー丸大長岡店」(長岡市城内町2)が、2019年2月末までに撤退する方針を固めたことが、関係者の話で分かった。売り上げの不振が理由とみられる。既に従業員ら関係者に撤退方針を伝えた。営業終了は1月末から2月中旬の間で調整中という。

 関係者によると、8月に入ってテナントや従業員らに撤退方針が伝えられた。運営会社のイトーヨーカ堂(東京)は今月19日に丸大柏崎店(柏崎市駅前2)を閉店したばかり。丸大長岡店は、駅前のバスターミナルとも地下道で直結する中核施設だったことから、中心市街地に及ぼす影響は大きい。

 同店は1988年11月にオープン。地下1階、地上7階で売り場面積は約1万3千平方メートル。食料品や衣料品などを扱っている。従業員は約140人。2017年、長岡市と地域活性化包括連携協定を結び、長岡の食材を使った商品を販売するなど地元産品のPRにも力を入れていた。

 一方、市内では千秋が原地区に進出した大型商業施設や地元スーパーとの競合が激化しており、中心市街地では10年に大和長岡店が閉店。丸大長岡店は、食料品などを除き、売り上げの低迷が続いていたという。

 イトーヨーカ堂を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京)は、不採算店舗を閉鎖するなど経営改革を進めており、丸大長岡店の動向も注目されていた。イトーヨーカ堂の広報担当者は「長岡の閉店は検討しているが、現時点で時期など詳細は決まっていない」とした。丸大新潟店(新潟市中央区)、直江津店(上越市)に関しては「(閉店の)検討の話は全くない」と否定した。

 長岡市は丸大長岡店について「閉店の方針は聞いているが、詳しい話はまだない。長い間、市民に親しまれてきただけに大変残念だ」とした

【社会】 2018/08/31 08:54 新潟日報モア