ホテルオークラ新潟が大規模改装 3年計画5億円 40周年で

2018年10月11日ニュース
ホテルオークラ新潟(新潟市中央区)は今年の開業40周年に合わせ、ホテル内主要施設のリノベーションを行う。3年計画で約5億円を投じ、客室や朝食レストラン、ロビーなどを改装。国内の利用客に加え、訪日観光客の増加も見据えて競争力を高める。

 客室のリノベーションは12月に始め、来春完了する予定。全265室のうち、スイートルームなどを除く約250室で内装も変更する。夕日を望める日本海側の客室はじゅうたんに稲穂をデザインして暖色系で統一し、やすらぎと暖かさを表現。信濃川側は波の穂をじゅうたんにあしらい、クール感を出す。

 さらに全客室に、世界的ベッドメーカー、米・シモンズ社製のベッドを導入するほか、非喫煙者が増えていることから、禁煙客室の比率を現行の6割から8割まで引き上げる。

 利用者のホテル選択に影響を与えるという朝食については、会場となるレストラン「つばき」を全面フローリングとし、料理が並ぶカウンターも改装した。大宴会場は正倉院宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんごげんびわ)」の柄をモチーフとしたじゅうたんに張り替えた。

 リノベーションは2020年度まで続き、他のレストランやロビーなども改装する。開業日の5日夕、40周年記念イベントを開き、ホテルオークラのシンボルマークであるイチョウを植樹するなどした。

 後藤克洋社長は「最近の五輪開催都市の状況を踏まえ、訪日客数は東京五輪後も大きく落ちないと予測されている。質を高めて競争力を向上させたい」と語った。


【経済】 2018/10/09 15:53 新潟日報モア