イトーヨーカドー直江津店が閉店へ 売り上げ不振要因か

2018年11月16日ニュース
新潟県上越市西本町3の「直江津ショッピングセンター(SC)」の核テナント「イトーヨーカドー直江津店」が2019年5月に閉店する方針であることが、関係者の話で分かった。売り上げの不振が要因とみられる。関係者によると、SCの管理運営会社を子会社に持つ「頸城自動車」(上越市)が現在、後継テナントの誘致に向け、数社と協議を進めている。

 直江津SC内には専門店街「エルマール」もあり、地元の商店を中心に食品や衣料、雑貨など55店が出店している。12日に頸城自動車関係者がエルマールのテナントに対し、来年5月12日に直江津店を閉店するとの方針を説明した。

 直江津店は1987年6月にオープンし、従業員は110人(パート含む)。SC全体の売り場面積約1万3600平方メートルのうち、直江津店は5割強に当たる約7千平方メートルを占める。食料品や衣料品を中心に扱い、直江津地域の中核的な商業施設として集客をけん引してきた。2017年には上越市などと地域活性化包括連携協定を結び、地元産品の販路拡大などに向けた連携に力を入れていた。

 しかし、近年は売り上げ低迷に加え、北陸地方や周辺地域に店舗がないことから「物流面で非効率的との見方もあった」(上越市幹部)という。頸城自動車関係者は「閉店方針は非常に残念。閉店が地域全体の衰退につながらないように考えていきたい」と話した。

 イトーヨーカ堂の広報担当者は「直江津店は閉店する方向で検討している。ただ時期など詳細は何も決まっていない」と説明。上越市は「閉店の方針は11月に入って聞いた。大切な街の顔であり、情報収集を進めたい」としている。

 県内のイトーヨーカドーは、直江津店以外に丸大新潟店(新潟市中央区)と丸大長岡店(長岡市)があるが、長岡店は来年2月までの閉店が決まっている。ことし8月には丸大柏崎店(柏崎市)が閉店した。

【社会】 2018/11/13 新潟日報モア