中原新潟市長「拠点性向上を加速」 就任記者会見で意欲

2018年11月20日ニュース
10月28日の新潟市長選で初当選し、16年ぶりの新市長に就任した中原八一氏(59)が19日、新潟市役所に初登庁した。市長就任記者会見に臨み、「政令市の第2ステージとして拠点都市新潟を目指し、活力ある新潟に向けた取り組みを加速させる」と語り、選挙戦で訴えてきた国や県との連携による拠点性の向上に意欲を示した。

 中原氏は18日付で市長に就任した。市の拠点化について「港、空港、駅を効果的につなげる仕組みづくりが大きな課題だ」と指摘。まずJR新潟駅や周辺の整備を着実に推進するとし、「私のこれまでの国政、県政でのネットワークを生かして取り組む」と述べた。

 このほか、力を入れる分野として(1)交流人口の増加(2)産業振興(3)人口減少対策-などを挙げた。

 基金残高が約33億円(2017年度末)に減るなどした市の財政状況については「極めて厳しい」との認識を示し、基金の積み増しなど財政健全化へ「今後3年間を集中改革期間とする」と強調。事務事業の見直し、選択と集中といった行財政改革を加速させ、経済活性化による税収増を目指すとした。

 乗り換えの不便さなどで市民の不満が強いBRT(バス高速輸送システム)については「喜ばれる公共交通に改善する。早急に新潟交通と協議し、具体的な改善策を示す」と語った。

 中原市長は新潟市西区出身。明大卒。県議を4期務めた後、10年から参院議員1期。16年の参院選で落選。10月28日の新潟市長選で自民党本部の支持を受け、新人4氏による混戦を制した。今月16日に自民党新潟支部に離党届を出した。

【政治・行政】 2018/11/20 10:37 新潟日報モア