ヨーカドー丸大新潟店、一部改装へ 来春 食品関連を充実

2018年12月16日ニュース
総合スーパー「イトーヨーカドー丸大新潟店」(新潟市中央区本町通6)が来春にも店舗の一部改装を検討していることが、分かった。県内ではイトーヨーカドー各店の撤退や閉店方針の判明が相次いでおり、丸大新潟店の動向が注目されていた。同店は営業を継続し、改装による集客、活性化を図る。

 同店は地上8階・地下1階建て。現在営業している県内イトーヨーカドー3店のうち、唯一の自社所有地に建つ。ただ、建物は老朽化が進んでおり耐震補強が必要。耐震への対応を巡り、店舗の存続には、なお課題を残している。

 関係者によると、改装は1階の食品や飲食店を中心に行う方針。現在1階フロアの奥にある飲食、休憩スペースを商店街側の売り場中央に移して座席数を拡充し、飲食店など新たなテナント誘致を模索しているという。それに伴い、雑貨や化粧品など売り場構成も見直す。

 古町地区では2010年に百貨店の大和新潟店が閉店し、新潟三越も20年3月の閉店を決めるなど中心市街地の集客をけん引した大型商業施設が撤退を強いられている。本町通のにぎわいの要である丸大新潟店は、シニア層を中心とする周辺住民やバス利用者といった買い物客が多く、需要の大きい食品関連の品ぞろえを充実させる考えだ。

 改装の方針は既に一部のテナントなどに伝えられている。イトーヨーカ堂を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京)は取材に対し「現時点で決まっていることはない」としている。

 セブン&アイは20年までに全国の不採算店舗40店を閉鎖するとしており、県内では丸大柏崎店(柏崎市)が今年8月に閉店。残る3店のうち、丸大長岡店(長岡市)は来年2月まで、直江津店(上越市)は5月をめどにそれぞれ撤退を予定しており、丸大新潟店が県内唯一のイトーヨーカドー店舗となる。


【経済】 2018/12/12 11:42 新潟日報モア