雪国まいたけ、シメジ事業買収 来春 滋賀のタカラバイオから

2018年12月20日ニュース
雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は17日、東証1部上場のタカラバイオ(滋賀県草津市)のキノコ事業を譲り受けると発表した。2019年3月1日に、シメジを生産販売する同社関係会社2社の株式各49%と、関連する知的財産権などを取得する予定だ。

 2社は、瑞穂農林(京都府京丹波町)と、きのこセンター金武(沖縄県金武町)で、いずれも地元自治体の第三セクター。タカラバイオが保有する全株式を取得する。瑞穂農林はホンシメジとハタケシメジの大量栽培の技術を持ち、それぞれ国内最大のシェアを誇るという。きのこセンター金武はブナシメジの生産を手掛けている。

 そのほか、キノコ栽培用の培地に添加する栄養剤のノウハウなども譲り受ける。取得額は非公表。タカラバイオのキノコ事業は18年3月期で売上高15億5800万円、営業利益3400万円を計上している。同社は同事業を譲渡することで「遺伝子医療とバイオ産業支援の両事業に経営資源を集中する」とする。

 マイタケ生産で国内トップシェアの雪国まいたけは、ブナシメジも生産しており、品種や生産量の拡大を図る。同社は「キノコ専業メーカーとして、当社が持つ栽培技術と販売ルートを生かし、成長につなげたい」としている。


【経済】 2018/12/18 14:23 新潟日報モア