日本精機、樹脂材料増産へ新工場  長岡 自動車電動化受け需要増

2018年12月26日ニュース
日本精機(新潟県長岡市)は、自動車の部品などに使われる高機能樹脂材料の生産能力拡大に向け、約15億円を投じて子会社の工場を来年8月に新設する。自動車の電動化に伴い、部品を金属から樹脂製に変えて軽量化させる業界の動きに対応する。同社は2030年には受注が既存の生産能力の2倍に高まると見込んでおり、増産体制を整える。

 連結子会社「エヌエスアドバンテック」(小千谷市)の工場を新設する。アドバンテック社は、日本精機が製造する自動車メーター向けなどに樹脂材料を加工している。製造過程での樹脂への異物混入を極力減らす技術が強みで、国内のほか、タイと中国に生産、販売拠点を設けている。

 近年は自動車の電動化に伴い引き合いがあり、今後も一層の需要増が見込まれることから、生産体制の強化を決めた。

 新工場は長岡市東高見2の長岡工業導入団地内で、アドバンテック社の長岡第1工場の向かいに建設中。鉄骨4階建てで、延べ床面積は約3400平方メートル。19年8月の完成、9月の量産開始を予定する。日本精機は「高機能樹脂は海外でも需要が伸びており、ニーズに応えるための投資を進めていく」としている。


【経済】 2018/12/19 16:38 新潟日報モア