地元を含む5社グループが購入 2月閉店のイトーヨーカドー丸大長岡店

2019年1月8日ニュース
2月11日に閉店するJR長岡駅前の総合スーパー「イトーヨーカドー丸大長岡店」(長岡市城内町2)の土地と建物が、地元企業など5社によるグループに売却されることが7日、分かった。関係者によると、譲渡額は約10億円とみられ、既に地権者側と売買契約を結んだ。企業グループは現在のビルを改修し、食品スーパーなどを誘致して秋ごろの再オープンを目指す。将来は再開発を視野に入れている。

 同店は中心市街地の中核施設として、閉店後の利活用策が注目されていたが、当面は現状と同様の商業施設として存続する形となった。

 企業グループは、マンション開発のダイア建設新潟(新潟市中央区)と総合不動産業の大和地所(横浜市)、総合建設業の中越興業(長岡市)のグループ会社2社、不動産業のフェイズ(同)の5社。

 丸大長岡店の土地、建物は複数の地権者が所有。関係者によると、地権者側は同店を運営するイトーヨーカ堂(東京)から昨年8月までに撤退方針を伝えられた後、地元の不動産業者を通じ売却先を探した。10社近くの企業が関心を示し、入札の結果、最高額を示した同グループが落札して昨年12月に契約した。

 ダイア建設新潟は、新潟日報社の取材に「当面は(現ビルを)活用するが、将来は開発したい。地域を見ても食品スーパーは必須だと思う。地下(の食品売り場)を生かして誘致を進めたい」としている。

 ビルは地下1階、地上7階建てで売り場面積は約1万3千平方メートル。敷地面積は約3千平方メートル。丸大長岡店は1988年11月にオープンし、食料品、衣料品、日用品などを幅広く扱ってきたが、売り上げの不振などから今月4日、2月11日の閉店を公表していた。

 県内のイトーヨーカドーは、丸大柏崎店(柏崎市)が昨年8月に閉店し、直江津店(上越市)は5月をめどに撤退を予定。丸大新潟店(新潟市中央区)が県内唯一の店舗となる。

【社会】 2019/01/08 09:03 新潟日報モア